不動産売却・不動産査定を横手市エリア・湯沢周辺でお考えなら
横手市で不動産査定に対応する「佐乃不動産」

1．売却しにくくなる

劣化が進んでいる空き家は、なかなか買い手がつきません。所有者が適切な管理をしていなかったことが発覚すると、何らかの問題がある物件なのではないかと怪しまれ、買い手の信用を得られなくなる恐れがあります。

実際に売るとしても相場より安く設定しなければ、買い手がつきにくいです。

2．将来住む際に多額の費用がかかる

長年放置しており、いざ住みたいと思っても修繕しなければならない箇所がたくさんあると、その分多額の費用がかかります。壁の補修や畳の張り替え、給排水管の交換など様々なリフォームが必要です。

また、どれだけ綺麗にリフォームをしても、カビ臭さが残ったり壁から砂が落ちてきたりなどの問題に悩まされることもあります。

3．賃貸に出す前にリフォームが必要

空き家を売るのではなく賃貸に出すという選択肢もあります。建物の状態がよければ、すぐに貸し出しが可能ですが、状態がよくないとリフォームや修繕を行わなくてはなりません。

多額の費用をかけてリフォームをしても入居者が見つからないと家賃収入も得られず、結果的にマイナスになってしまいます。

1．空き家対策特別措置法

上記でもお話ししている、代表的な空き家対策が「空き家対策特別措置法」です。いくつかの条件を基準として、適切に管理できていないと判断した物件を「特定空き家」として指定できる法律で、2015年に制定されました。

法律によって、現地調査を行って所有者に管理指導を行ったり、跡地の活用を進めたりすることができます。

これによって自治体が特定空き家の所有者に対策の助言や指導、勧告や命令までできるようになりました。命令をしても対策がとられないと、罰金・行政代執行などが行えます。

2．空き家再生促進事業

空き家の活用や除去に対する経費を支援し、対策を促進する事業のことです。定住促進空き家活用事業という事業では、過疎地をはじめとして地方にある空き家に対して定住を促進し、住民を募集するという施策も行っています。

回収費用の補助、地方へのIターン・Uターン希望者の取り込み、地域を盛り上げるための人材確保などをサポートしているのです。

3．高齢者等の住み替え支援事業

高齢者が所有しているけれど住んでいない空き家を、子育て世帯へと賃貸する仕組みを支援する事業です。

高齢者は自分の生前に自宅を誰かに預けることができ、さらに生活に適した住宅に住み替えるための支援も受けられるため、利用者にも所有者にもメリットがあります。