不動産売却・不動産査定を横手市エリア・湯沢周辺でお考えなら
横手市で不動産査定に対応する「佐乃不動産」

1．売る

空き家を手放す方法として最も代表的なのが「売る」ことです。空き家の売却には、現金化できるメリットがあります。

売る場合、一般的には不動産会社に依頼して買い手を探してもらうことが多いです。最初は不動産の見積もりから始まり、契約を結んで買い手を探して条件を煮詰めて、最終的には所有権が買い手側へと移ります。

売却までにかかる時間は空き家ごとに異なりますが、うまく買い手が見つかれば好条件・短期間で手放すことができるでしょう。

売却してしまえば、毎年かかっていた固定資産税や都市計画税、建物を維持するために必要だった費用などもかからなくなります。納得のいく売却ができるように、空き家の売却を得意とする不動産会社を見つけてください。

2．譲る

買い手がなかなか見つからない家や、売却をするための手間をかけたくないという場合は、不動産を譲渡するという方法もあります。立地や条件があまりよくない空き家であっても、譲渡であれば手放しやすいです。

譲渡先は近隣住民・企業・自治体など多岐にわたります。譲渡は直接取引なので、不動産会社に支払う仲介手数料は必要ありません。

ただし、譲渡先は自分自身で見つけなくてはならず、手間や時間がかかります。譲渡で発生したトラブルにも自分で対処することになるため、譲渡する先は慎重に見極めるようにしてください。

3．壊す

空き家を手放す方法には、壊すという選択肢もあります。売却をしたいけれど、建物が古くてそのままでは買い手がつきそうにないというときは壊すことも視野に入れてください。

更地のほうが新居をイメージしやすく、解体に費用がかからないことから売れやすい傾向にあります。

ただし、更地にすると住宅用地の軽減措置が受けられなくなり、空き家があったときよりも固定資産税・都市計画税は最大6倍ほどに高くなってしまいます。売却先が決まってから解体することを徹底し、損することがないよう気を付けなくてはなりません。

1．空き家が現金化できる

空き家の売却で得られる最大のメリットは、やはり現金化できるという点です。不動産は資産ですが、現金として手元に残っているわけではありません。

年月が経過するにつれて建物の劣化が進むと、次第に価値が低下していきます。

土地としての価値が将来的に上がる可能性もありますが、それも望めないとなると現金化してしまったほうがよいケースも多いです。現金化できれば、現金として違う使い道も見つけられます。

2．管理する手間や費用がかからなくなる

例え誰も住んでいない空き家でも、適切な管理を必要とします。今まで空き家を管理するために時間を割いていた、お金をかけていたという場合、売却することで手間や費用がかからなくなるのです。

また、固定資産税や都市計画税も所有者でなくなれば支払う必要がありません。

3．優遇税制が受けられる

2015年に制定された「空家等対策の推進に関する特別措置法」と呼ばれる法律によって、相続した家を売却した場合の税金が一部免除されるようになりました。

亡くなった方が住居としていた家を相続人が売った場合、家もしくは土地の譲渡所得から3,000万円は特別控除されるという仕組みです。

優遇税制が受けられるのは、相続した日から3年を経過する12月31日までと期間が限定されているため、その期間内に売却を検討してください。